巨人亀井善行外野手(35)が、起死回生の同点弾をかました。1点を追う7回2死、ヤクルト近藤の低めの直球をバックスクリーンに放り込んだ。

 3回に5点を先制されてから、5回に3点、6回に1点を返し、亀井の6号ソロで試合を振り出しに戻した。亀井は「前の打席をストレートでやられていたので『この打席はやられないぞ』と思って打席に向かいました。初球から思い切っていきました」とコメント。同時に球団通算9999本塁打とし、史上初の1万号に王手をかけた。