DeNA細川成也外野手(19)が、史上初となる高卒デビュー戦2試合連続本塁打を放った。5回に先頭で打席に入ると、3球目の直球を逆方向の右翼スタンドへ運んだ。前夜の初打席初本塁打に続いて、2夜連続の勝ち越しアーチ。プロ野球史上、2リーグ制となった50年以降高卒新人のデビュー戦2戦連発は初めて。最後の最後に頭角を現したルーキーが、クライマックスシリーズ(CS)では、秘密兵器になるかもしれない。

 ▼ルーキー細川が前日3日に続き、2試合連続本塁打。初出場から2戦連続アーチは今年のバティスタ(広島)が記録しているが、新人では81年石毛(西武)が開幕の4月4日ロッテ戦、翌5日ロッテ戦(ともに川崎)で記録して以来36年ぶりで、ドラフト制後2人目。2リーグ制後の高卒新人がデビューから2試合連続本塁打は、細川が史上初めてだ。またデビューからに限らず高卒新人の2試合連続本塁打は14年森(西武=3試合)以来で、DeNAでは初めて。