日本ハム大谷翔平投手(23)は国内ラスト試合に「3番DH」で先発し、4打数無安打だった。今オフでポスティングシステムを利用してメジャー挑戦の意志を固めており、日本での最後のプレーとなる見込み。

 「4番投手」で先発し完封勝利を挙げた4日の疲労の影響か、見逃し三振、左飛、遊ゴロ、見逃し三振と、快音は響かせられなかった。それでも出身の東北での今季最終戦で声援が送られるなか打席に立ち、ファンを喜ばせた。

 右足首痛や左太もも裏の肉離れと、ケガに悩まされた今季。「思い通りにいかないことがたくさんありましたが、貴重なシーズンになったと思います。なかなか野球ができなかったので、楽しくないというのがありました」と振り返った。昨年日本一のチームは60勝83敗で5位でシーズンを終えたが「勝てて良かったです」と最終戦の勝利を喜んでいた。