今季限りで引退する阪神安藤優也投手が現役ラスト登板を打者2人、1安打1失点で終えた。登板前に金本知憲監督から声を掛けられた。

 「きっちり1人でアウトを取れたら代わろうか。もし打たれたら次も行こう」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 ─メッセンジャーは完璧だった

 金本監督 よかったね。ベースカバーにいっていたし、安心しました。

 ─球団タイの7連続奪三振

 金本監督 頭になかった。今日の状態、ボールしか見てなかった。

 ─最終戦を勝利で締めくくった

 金本監督 甲子園で2つ勝てて、いい形で入れるのかなと。

 ─今季は78勝61敗4分け

 金本監督 優勝を目指してやってきたので、悔しさはある。

 ─投手や打線で手応えはある

 金本監督 若手の底上げとか去年なかったリリーフの確立。孝介はある程度、休みを与えれば、結果を出してくれるのも見えてきた。今年はけが人が出た。糸井や糸原、大和、(西岡)剛、鳥谷も顔面に受けたり、相変わらずメンバーが固定できない状況。先発も誰を投げさせようかという時期もあった。その中で貯金17は本当に選手たちが、がんばって、みんなでカバーし合った結果。たたえてあげたい、選手はよくやったと思う。

 ─安藤にマウンドで声をかけていた

 金本監督 それはしようもない話(笑い)。