レギュラーシーズン2位の西武が同3位の楽天に大勝し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

 西武は投打がかみ合った。先発したエース菊池雄星投手(26)は、走者を出しながらも失点を許さない気迫の投球。4回には2死満塁のピンチを背負ったが、岡島を打ち取った。

 打線も初回、浅村栄斗内野手(26)の2ランで先制すると、4回には打者一巡の猛攻で5点を追加。6回には中村剛也内野手(34)の3ランで、ついに10点差に広がった。

 楽天は7回に1死二塁のチャンスをつくったが、岡島、オコエが凡退。結局、西武菊池は5安打完封の快投で、大勝を呼び込んだ。

 西武はあと1勝、もしくは引き分ければ、ソフトバンクが待ち構える18日からのファイナルステージ進出が決まる。