「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内のホテルで開催され、ソフトバンク工藤公康監督(54)が3度の抽選に敗れた。公言通り早実・清宮を1位指名したが、7球団競合の末に外した。「運命の出会いではなかった。(王)会長が直々に(清宮へ)思いを込めていたので、その期待に応えたいなと思っていたが残念」とガッカリ。履正社・安田、仙台大・馬場も外し3連敗。「つらいなんてもんじゃないよ」と肩を落とした。
12球団最後の1位指名で、将来性を評価した鶴岡東・吉住晴斗投手(3年)の単独指名にこぎ着けた。「今は細いが身体能力は高い。肘の使い方もあのままいけば、いい投手になると思う。気持ちも強い。ビデオでも見たが体に力があってバネがあって、昔で言う渡辺久信のように直球で押していける投手だと思う」と期待した。
すべてくじの順番は一番最後。「それでもこの順位(パ1位)は今いる選手にとってはいいこと」と、残りくじはチームの強さの証しであると胸を張った。明日28日からは日本シリーズでこの日は日帰りで会議に参加。1位指名が終わるとすぐに空路で福岡へ戻った。「私に運がなかった。今日はボーッとします」と最後は笑って会場を後にした。外れ外れ外れ1位の吉住を、清宮に負けない大物に育てる。【石橋隆雄】



