DeNA9番倉本が6回2死満塁から粘って12球目を二塁への適時内野安打にした。ヘッドスライディングで1点をもぎ取り「最後まで諦めず強い気持ちでいきました」と言った。第2戦では7回に、併殺を狙った二塁からの送球を捕球ミスして決勝点につながった。3安打1打点の活躍に「やってしまったことは仕方ない。どう変えるかは自分次第。今日は個人的にはできた」と引き締めた。

 ▼倉本が3安打。日本シリーズでDeNAの選手が猛打賞は、98年第5戦で石井琢、駒田、佐伯が記録して以来6人目。また9番打者の猛打賞は、85年第3戦辻(西武)89年第6戦真喜志(近鉄)91年第7戦平野(西武)95年第1戦真中(ヤクルト)に次いで22年ぶり5人目。