ロッテは1日、千葉・鴨川で秋季キャンプをスタートした。

 初日は午前9時からの歓迎セレモニーに続き、同15分からアップ開始。井口資仁監督(42)の意向で、アップは30分ほどで終了。その後は、野手は昼食を挟まず、メイン球場とサブグラウンドをグループごとにローテーションしながら、打撃や守備練習に取り組んだ。締めのロングティーで全体練習が終わったのは、午後2時半。それから、ようやくランチタイムとなり、それ以降は個別練習となった。

 昨年までは、午前中いっぱいを使ってアップと強化メニューに取り組み、打撃や守備の全体練習は午後からだった。今年は、やり方を大きく変えた。午後の個別練習は、一部のピックアップ選手をのぞけば、何をやるかは個々に任された。最後の選手が球場を離れたのは、午後6時10分。およそ9時間に及んだ。

 初日を終えた井口監督は「良い練習が出来ました。午前中は誰1人、休むことなく、密度の濃い練習を短い時間でも出来ました。午前中で、みんなヘトヘトですが、良いこと。課題として、自立を掲げている。午後は個人個人がどうするか。それを見るのも楽しみです」と満足そうに話した。