最後は川島が決めた。延長11回2死一、二塁。2-2から三上の外角球に食らいつくと、打球が右前ではずんだ。「反対方向への意識があればバットに当たると。それまで三振ばかりだったから。バットに当てて、事を起こせばああいうことが起きる。ああ、終わったんだと思った」。二塁走者の生還を二塁ベース付近で見届け、何度もガッツポーズ。ナインの輪の中心でもみくちゃにされた。

 左投手に起用されることが多かったが、9回の4打席目まで3三振。最後は右投手から、執念でサヨナラ打を放った。「このチームで良かったと思った瞬間だった」。14年途中にトレードで福岡へ。最高の仲間に囲まれ、とびきりの笑顔を見せた。