日本シリーズで初のMVPを獲得したソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が5日、空路福岡を離れ帰国の途についた。

 日本シリーズ第6戦、9回から来日最多の3イニングを投げて無失点に抑えるなどの活躍でMVPに輝いた。「野球人生のなかで一番いい年だった。もう少し(喜びを)かみしめたい」と振り返った。

 バンデンハークに続き、見送りにきていた高谷裕亮捕手(35)としっかり抱き合い「家族とゆっくり過ごし、しっかり投げられる準備をして来年に向かいたい」と話していた。