阪神球団は兵庫県西宮市の球団事務所で会見を開き、12月1日付の人事異動を発表した。

 藤原崇起取締役が取締役オーナー代行に。四藤慶一郎代表取締役社長は退団し、代わって電鉄本社取締役の揚塩健治氏が代表取締役社長に就任する。谷本修常務取締役が代表取締役副社長兼球団本部本部長に就任し、今後は球団の編成の中核を担う。

 揚塩氏は球団へは6年ぶりの復帰となる。09年4月に電鉄本社のレジャー事業部長から、球団の常務取締役に就任。11年4月からは阪急阪神ビルマネジメント株式会社に取締役・常務執行委員として移り、現在は電鉄本社取締役、阪急阪神ビルマネジメント株式会社代表取締役・副社長執行役員を務めていた。