DeNAアレックス・ラミレス監督(43)が7日、東京・渋谷区の同本社で南場智子オーナー(55)にシーズン終了の報告を行った。

 今季ペナントレースは73勝65敗5分けで3位。そこからクライマックスシリーズを勝ち進み、ソフトバンクとの日本シリーズでは3連敗から2連勝と意地を見せた。ラミレス監督は「本当に素晴らしいシーズンでした」と報告。「我々はここで立ち止まるわけにはいかない。前進し続けて常勝チームにしなければ」と話し、来季20年ぶりのリーグ優勝に向けて「80勝が必要になってくる」と新たな目標を設定した。

 南場オーナーは「CS、日本シリーズを通して野球の素晴らしさを再確認させていただいた。ここまで戦ってくれたことに心から感謝を伝えました」と笑顔で応じ、「ラミレス監督の考え方で、毎年リーグ優勝を狙える地力をつけてもらいたい」と18年シーズンのさらなる躍進を期待した。