楽天育成2位の光南・松本京志郎内野手(18)が8日、福島・矢吹町の同校で契約合意した。

 支度金200万円、契約金250万円(金額は推定)。ユニホームを初着用し「さらにイーグルスの一員になった実感がわいてきました」と笑顔を見せた。

 172センチと小柄ながら通算31本塁打したフルスイングが持ち味で、高2夏の福島県大会決勝では聖光学院相手に先頭打者ホームランを放ち、存在感を示した。

 「最高の環境で野球ができるので、技術アップできるように努力したい。いずれはシーズン200安打を打てるような、楽天の中心になりたい」と決意。

 対戦したい投手には、チームメートになる松井裕樹(22)の名前を挙げ「スライダーを打席で体感してみたい」と話し、紅白戦などでの対決で支配下登録へのアピールにもつなげるつもりだ。

 ドラフト6位指名を受けた仙台育英・西巻賢二内野手(18)は、同じ福島県出身。「高校生は2人だけ。同じ内野手なので、良い友達であり、良いライバルになれればいい」と切磋琢磨(せっさたくま)することも誓った。

 今後は22日に入団発表を行い、23日のファン感謝祭(Koboパーク宮城)でお披露目される予定だ。