ソフトバンクは10日、ヤフオクドームで新コーチ4人の会見を行った。

 今季限りで阪神を退団した久保康生2軍投手コーチ(59)、同じくロッテを退団した松山秀明2軍内野守備走塁コーチ(50)、現役引退後、フロントから初めて現場復帰する吉本亮3軍打撃コーチ(37)、今季1軍ブルペン捕手だった加藤領健3軍バッテリーコーチ(35)が会見した。

 福岡出身の久保2軍投手コーチは「41年ぶりに福岡に戻ってきました。非常に光栄です」と話した。

 吉本3軍打撃コーチは98年ドラフト1位で当時のダイエーに入団。その後、ヤクルトに移籍し11年限りで引退した。期待に応えられず苦労し続けたが「誰よりも失敗してきた。失敗した数は負けない。若い人の失敗する確率を減らせるんじゃないか」と、自身の経験を生かす。