プロ3年目の阪神植田海内野手(21)が12日、安芸キャンプのスチール練習で金本知憲監督(49)から走塁指導を受けた。

 練習途中で呼び止めて、一塁から二盗を企てた際の走路が最短距離になっていない点を指摘。指揮官は「蛇行していたからね、グネグネと。ベースにまっすぐ。それだけですよ」と明かした。今季、プロ初盗塁を決めた植田も「力が入ったら(本塁寄りの)内側を走る癖がある。その分、無駄なので。自分でも思っていました。意識してやれればいい。なるべく速くベースまで行けるようにしたい」と意気込んだ。チーム屈指の俊足が武器なだけに、貴重なアドバイスになりそうだ。