DeNAと横浜スタジアムの運営会社は16日、2020年東京五輪の野球・ソフトボールの主会場に正式承認された同球場を20年3月までに約6000席を増設し、収容人員を約3万5000人とする改修計画を発表した。25日に起工式を行う。

 19年シーズンから一塁側上部のスタンドとバックネットの個室観覧席に増席する約4000席を稼働させ、20年3月までに三塁側上部の増席も完了する予定。

 今季の主催試合での観客動員率は96・2%と好調でチケットの入手が困難になっている。岡村信悟社長は「素晴らしいファンの皆さまに支えられている。より多くの観覧機会をより多くの皆さまに提供しないといけない」と話した。

 横浜市の景観と調和させたれんが調のデザインを随所に取り入れ、飲食、物販スペースがある回遊デッキも新設。バリアフリー化を推進し、新たにエレベーターを8基導入する予定という。