侍ジャパンの先発の巨人田口麗斗投手(22)が、7回108球3安打6奪三振の力投を見せ、稲葉ジャパン初タイトルをたぐり寄せた。

 「最初は緊張したけど、初回の先頭を打ち取ってからリズムを作れた」と、3回まで韓国打線を無安打に抑えた。1点リードで迎えた5回。2死一、三塁のピンチを迎えたが、韓国の1番朴■宇を132キロの直球で二ゴロに仕留め、こん身のガッツポーズを見せた。「韓国打線はボール球に手を出さず、つながりがあって手ごわい打線。今日は僕の持ち味である低めへのコントロールが出せた」と、6、7回は3者凡退とした。

 今大会のベストナインも獲得し「なかなかない経験をさせてもらった。これを糧にシーズンも含めて結果を出して、日々精進してまた稲葉監督の下でやれるように頑張りたい」と喜んだ。

※■は王ヘンに民