「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」が20日、東京都内で開かれ、最優秀新人(新人王)は、パが西武源田壮亮内野手(24)セは中日京田陽太内野手(23)が選ばれた。

 中日京田はふたを開けてみればぶっちぎりのセ・リーグ新人王だった。投票総数286のうち208票を集めた。2位の阪神大山に159票差、新人特別賞の3位のDeNA浜口には181票差。「びっくりしている。終盤に成績が落ち、浜口と一騎打ちと言われる中で、活躍を見ていてあきらめていた。持ち味である走塁を一番評価されたのだと思う」と喜んだ。

 遊撃で開幕から先発し、141試合に出場したが、今回の侍ジャパンでは源田に遊撃を譲り、二塁を守った。「源田さんが出ている時は二塁。力は負けている。次に代表があれば遊撃で出られるようにしたい。東京五輪で選んでもらえるように頑張りたい」と、3年後の大舞台に向け、NO・1遊撃手になる決意を込めた。