今季限りで日本ハムを退団した武田久投手(39)が26日、来季から社会人野球の日本通運で選手兼コーチとして現役を続けることを表明した。日本通運はプロ入り前に所属した古巣に復帰となる。

 札幌ドームで行われたファンフェスティバルの最後に退団セレモニーを実施。ファンへ「今年でファイターズを退団しますが、来年からは社会人野球の日本通運で選手兼コーチとして野球を続けます。一生に1度の野球人生。悔いのないよう、完全燃焼したいと思います」と、伝えた。

 日本ハムでは15年間、セットアッパーや守護神としてチームに貢献してきた。「いつもファンのみなさんに支えられました。名前がコールされた時の大歓声に、たくさんの勇気をもらいました。僕はファイターズが大好きです。そして、ファイターズファンが大好きです。そして、北海道が大好きです。長い間、ありがとうございました」と、深々と頭を下げた。