巨人阿部慎之助内野手(38)が1日、神奈川・箱根町の湯本富士屋ホテルでトークショーに出演した。

 冒頭で2000安打までの道のりをストーリーにした映像が流されると会場は拍手に包まれた。今季は主に4番として129試合に出場。打率2割6分2厘、15本塁打をマークした。

 厳しい内角攻めを受けるシーンも目立ち「そういうところを攻められているうちは、まだできるかなと思う」と現役続行のひとつの指標になると説明した。

 試合中の秘話も惜しみなく披露。捕手としてキャリアを積み上げてきただけに「試合中は全球、配球を見てますよ」とも明かした。さらに、プライベートでの悩みとして「長男がカープの応援歌を歌うんです。今年、しまむらでカープの靴下を買ってきた。父親としてはやっぱりジャイアンツを選んでほしいよね」と会場を笑わせた。