阪神原口文仁捕手(25)が3日、兵庫・小野市内で催された小野ハーフマラソンにチャリティーランナーとして参加した。今季は強打を期待されたが、打撃不振に陥り、8月26日に2軍降格後は1軍戦での出場機会がなかった。

 今秋の安芸キャンプから打撃改造中。「元に戻すのは難しい。新しく取り組んで、いまやっていることを。バットの軌道だったり、腰の回転だったりを意識して」。昨季後半から内角攻めが増え、その対応で打撃を崩したという。「引っ張って、いい打球を打ちたいと思うと崩す原因」。

 昨季、ブレークして、来年は1軍3年目だ。「自分はどの立場でも、結果を出さないと使ってもらえない。試合でアピールするだけ」。来季は正捕手に再挑戦する。腰を据えて、活路を見いだすつもりだ。