奈良学園大で野球教室「第3回奈良学園大学ベースボールクリニック」が3日、奈良県生駒郡の同大学グラウンドで行われ、ヤクルトからドラフト6位で指名された宮本丈内野手(22)、巨人ドラフト7位の村上海斗外野手(22)らが参加した。

 教員免許を持つ2人は、中学生相手に、約4時間慣れた様子で丁寧に指導した。野球教室の最後には宮本と村上がバッティングを披露。柵越えを何本も飛ばす姿に、参加者から感嘆の声がもれた。

 村上は「人前で先生をやるなんて想像できなかった」と照れくさそうな笑み。宮本も「自分が小さい時に『頑張れよ』とすごく言ってもらったのを覚えている」と自身の経験を踏まえながら、約80人の選手たちを教えていた。