オリックスT-岡田外野手(29)が3日、キャリアハイのシーズン40本塁打を18年の目標に掲げた。兵庫・小野市内で行われた「小野ハーフマラソン」に、チームメートの西野、武田らとチャリティーランナーとして参加。終了後に行われたトークショーで、ファンからの質問に答え「今年31本だったので、40本を目指して頑張ります」と約束した。

 今年7年ぶりに年間30本塁打超えを果たしたが、過去の自己最多は10年の33本。初の本塁打王を獲得したシーズンを超える数字を、来季の目標に設定した。それも打順へのこだわりがあればこそ。「4番を打ちたい。なんとか4番を打てるように頑張ります」と明かした。

 今季、4番で先発出場したのは99試合のロメロがチーム内最多。先発4番は19試合にとどまったT-岡田だが、本塁打、打点ではロメロを上回った。勝負強いロメロを押しのけて4番を狙うからには、チームの期待に応える本塁打を残したい。責任感からの「40発宣言」だ。開幕ダッシュの勢いが続かず、4位に甘んじた今季。快晴の冬空のもとでファンとかわした約束から、T-岡田が巻き返しの18年へのスタートを切る。