オリックスにFA移籍の増井浩俊投手(33)が7日、大阪市内で入団会見を行った。

 日本ハムからFA宣言し、同じパ・リーグの新天地を選択。背番号17の新しいユニホームに袖を通した。「不安もあるが、新しい環境で精いっぱい頑張りたい。やりたかったリリーバーをやらせてもらえることと、今季まで敵として戦っていて、オリックスがこれから強くなっていくんじゃないかと感じていたので、そういうチームに入って一緒に目指したいなと思った」と話した。

 先月の獲得交渉の場には福良監督が同席。増井は「来てくれたら試合が計算しやすい。チームが上に行くために必要だと言っていただいて、それがグッと来た」と入団に気持ちが傾いたことを明かした。

 球団は来季、抑えとしての活躍を期待。通算110セーブの実績を持つ増井は「常にキャリアハイを目指してやっている。40セーブを目指してやっていきたい」と意気込みを語った。