ヤクルトが7日、都内のヤクルトホールで新入団選手発表会を開催した。小川淳司監督(60)とドラフト指名された8選手が参加。ファンの前で意気込みを語り、大きな声援を浴びた。特技や趣味を問われ、各選手が個性に富んだ答えで会場を沸かせた。

 1位九州学院・村上宗隆捕手(17)「趣味は最近速い自転車を買ったので、サイクリングをすることです。好きな言葉は臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」

 2位三菱重工広島・大下佑馬投手(25)「趣味はスーパー銭湯に行くこと。特技はフォークリフトの運転です。好きな言葉は不動心」

 3位岡山商科大・蔵本治孝投手(22)「趣味は水泳。特技は潜水で長い時間潜っているのが得意で、よく潜ってます。50メートルくらいはいけます。好きな言葉は花咲く木より、大地に根を張る草になりたい」

 4位JX-ENEOS・塩見泰隆外野手(24)「趣味はDVD観賞で、特技はどんな場所でも寝られることです。好きな言葉は泰然自若です」

 5位東海大市原望洋・金久保優斗投手(18)「趣味は映画観賞で、特技はスポーツ全部できる。好きなスポーツはバレーボール。好きな言葉は報恩謝徳です」

 6位奈良学園大・宮本丈内野手(22)「体が柔らかさには自身があります。趣味はスーパー銭湯に行くこと。好きな言葉は百尺竿頭です」

 7位西濃運輸・松本直樹捕手(24)「趣味は将棋で昔祖父とよく打っていました。好きな言葉は縁の下の力持ち」

 8位BC石川・沼田拓巳投手(23)「特技は肩甲骨が柔らかい。好きな言葉は感謝の気持ち」

 とそれぞれ話した。8位の沼田はタオルを持ち出して、肩甲骨の柔らかさをアピールし、歓声を浴びた。