東日本大震災復興支援の「ベースボールフェスタin福島」が福島県南相馬市で行われ、宮城県出身のロッテ平沢大河内野手(19)や茨城出身の阪神石崎剛投手(27)ら各球団から1人ずつ参加した。12人の選手達は綱引きやリレーなどで、集まった242人の子どもたちと一緒に体を動かした。

 石崎は子どもからの「どうしたら投げるのがうまくなりますか」との質問に「3度の飯よりシャドーピッチングです」と答え、笑いを誘った。お昼にはカレーの炊き出し、午後には選手のグッズが当たる抽選会も行われ、約3時間にわたり盛り上がった。石崎は「ちょっとでも体を動かす楽しみを感じてもらえたら」と話した。

 NPBが開催する「ベースボールフェスタin福島」は14年に福島市で行われてから15年に会津若松市、16年にいわき市で開催し今年で4年連続4回目。南相馬市でも子どもたちに笑顔があふれた。