ヤクルト大松尚逸内野手(35)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、200万円増の1000万円でサインした。

 今季は史上4人目となる年間2本の代打サヨナラ本塁打を放つなど、代打の切り札として活躍した。来季へ「クローザーやセットアッパーと対戦することが多い。なので打ちにいったところを1球で仕留める。一撃必殺をやっていかないといけない」と集中力の強化を掲げた。

 早くも鍛錬に取り組んでおり、12月上旬に護摩行を敢行。約4時間炎の前でお経を唱えた。「意識が飛びそうになりました。無心になって火を見て集中して達成できた」と振り返った。(金額は推定)