イースタン・リーグ選抜が初優勝を飾った。韓国プロに対し、3回に柿沢(巨人)の適時打などで2点を先制。4回には吉川(巨人)、佐野(DeNA)の連続適時打で2点を加えた。投げては先発京山(DeNA)が5回に1点を失ったが、2番手以降が韓国プロの反撃を無失点に抑えた。

 チームの4番を務め、大会MVPに選ばれた佐野は試合後のお立ち台で「全員でつながって得点すること、全員で粘って守ることができた結果だと思います」と胸を張った。

 期待の若手選手が腕を磨いたアジア・ウインターリーグには、日本からイースタン・リーグ選抜、ウエスタン・リーグ選抜、社会人野球選抜の3チームが参加(他に台湾プロ、米国&欧州選抜、韓国プロ)。6チームのリーグ戦でイースタン・リーグ選抜は4位でプレーオフに進出。1位でプレーオフに進んだ社会人野球選抜を下し決勝へ進んでいた。

 日本は12年の第1回大会から15年までNPB選抜として出場。16年からイースタン・リーグ選抜、ウエスタン・リーグ選抜で出場し、今回から社会人野球選抜が加わった。

 3位決定戦に進んだ社会人野球選抜は、台湾プロを4-3で破り3位に入った。