阪神が星野仙一元監督(享年70)の追悼試合開催を検討してることが8日、分かった。甲子園で行われる3月9、10日の中日とのオープン戦などが候補になりそうだ。

 揚塩球団社長は「どういう形になるか、相手球団のこともあるので調整して検討したい。関西のファンのことを思うと、できればそう(甲子園で)したい」と語った。選手、監督として活躍した中日戦になる可能性についても「そういうこともあると思う」とした。数カ所で開催される可能性がある「お別れ会」については、楽天と連絡を取りながら進めていく。

 星野氏に口説かれて広島からFA移籍し、03年の18年ぶり優勝に貢献した金本監督は「タイガースを人気チームにして(年間の観客動員数)300万人が当たり前みたいにしたのはあの方。球団としても一番感謝すべき人だと思う」と、追悼イベント開催に賛同した。