中日松坂大輔投手(37)が、テスト入団決定後の初ブルペンで復活の兆しを見せた。30日、沖縄・北谷球場で行われた先乗り自主トレに参加。森監督の前で、捕手を立たせて25球。カーブも交え、最後の5球は大きく振りかぶった。

 松坂は「今日は5、6割。(本格的な投球練習は)そんなに遠くない。(2月5日までの)第1クールの中で、立ち投げで強い球を投げられる」と調整途上を強調したが、森監督の印象はそれ以上だ。「去年、投げている姿も見たけど、だいぶ違う。(本人の)感触的にも違うだろうな。フォームも違う。順調なんじゃないの」とご満悦。具体的に指摘することは避けたが、日本復帰後に試行錯誤を繰り返してきたフォームの変化は復活を予感させる。さらに指揮官は「2月1日にブルペンに入ろうとするなら、この辺には入ると予想していた」と、松坂の「2・1ブルペン入り」の可能性を示唆した。

 23日入団テストのブルペンは完全非公開だったため、「中日松坂」の投球は、この日が初披露だった。松坂は手応えを感じながらも「状態の良さをアピールしないといけない立場だけど、意識過剰にならないように、落ち着いていきたい」。慌てることなく、プロ20年目のキャンプへ状態を上げていく。【宮崎えり子】