阪神2年目の大山が沖縄・宜野座キャンプの18年初紅白戦で3打数3安打の10割発進を決めた。

 4回2死一塁では、追い込まれてから一、二塁間を抜く安打を放つなど、視察した侍ジャパン稲葉監督を喜ばせた。金本監督も「実戦力、対応力が高い。かなり成長しています」と褒めた。周囲の期待は高まる一方でも、大山自身は「何の実績もない僕を、そう見てくれるのはありがたいこと。そこでもアピールです。まずはチーム内で勝つことが大前提。日本代表というより、チームで試合に出ないといけない」と冷静だった。