ロッテの新人たちが10日、実戦でいきなり躍動した。午前11時から石垣市中央運動公園野球場で紅白戦が行われ、4-0で紅組が勝利。

 紅組の「1番遊撃」で先発したドラフト2位藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)が1、3回に相手先発関谷からいずれも右前打。さらに8回の第4打席では相手4番手安江から右翼線への適時二塁打を放つなど、3安打1打点1得点の大活躍となった。

 紅組「4番三塁」のドラフト1位安田尚憲内野手(18=履正社高)も4回の第2打席で相手2番手成田から右前打で出塁。その後、フランシスコ・ぺゲロ外野手(29=前BC富山)の適時打で生還し、チーム初得点をもたらした。安田は9回の第4打席でも安江から右前打を放ち、再びペゲロの適時二塁打で生還。この日は2安打2得点。守備でも5度の機会を無難にこなした。

 白組「3番右翼」で先発したドラフト4位菅野剛士外野手(24=日立製作所)も4回の第2打席で相手2番手土肥から右前打を放った。

 紅組の5番手として最終回に登板したドラフト5位渡辺啓太投手(24=NTT東日本)は1回を1安打無失点だった。