右翼も場外弾にご注意を!! 阪神糸井が10日、ランチ特打で怪力を披露した。軽々と、柵越えを連発し、33スイング目だ。ひときわ強く振り抜くと、打球は右翼上空へ。横断幕の「タイガース」の「ス」にぶち当てる推定140メートルの特大アーチを見せつけた。

 もし横断幕を越えていれば、さらに後方にある高さ約14メートルの防球ネットまで越えていた可能性もあった。背後には駐車場があり、車を直撃する危険もあった。8日には新外国人ロサリオが左翼に場外弾。「あれ越えたらヤバない?」と目を丸くしていたが、自身も負けじと豪快にかっ飛ばした。

 ロサリオの特大アーチは宜野座村を動かし、防球ネットの増設も検討されている。糸井もこれに匹敵するパワーを見せつけた。昨季も同じ位置に直撃させており、球場の管理担当者がネットの新設を検討したほど。まさに規格外のスイングは今年も健在だ。