巨人3軍は13日、沖縄1次キャンプを打ち上げた。

 3軍創設初年度の16年は宮崎、17年は1次が川崎市のジャイアンツ球場、2次を宮崎で行っていたが、練習場所の確保やリハビリ組の早期回復のため、今季から温暖な気候の沖縄で1次キャンプを行った。2次キャンプは15日から宮崎で行う。

 昨年11月の左手首骨折からの復帰を目指す宇佐見真吾捕手(24)が締めのあいさつを任され「初心を忘れずに目的を持って、那覇でやってきたことを思い出しながらやっていきます。個人的には1日でも早く上に上がっていけるように、追い込んで、追い込んで、1軍の戦力になれるように頑張ります」と首脳陣、選手、スタッフが作った円陣の中で意気込みを語った。

 江藤智3軍監督(47)は就任1年目の1次キャンプを振り返り「初めての試みで難しい面もあったが、暖かい環境でやれたことはよかった。新人もよく頑張ってくれた。宮崎でも体力強化をメインにスキルアップもしていく。沖縄でやってきたことを継続して、長いスパンで育成に取り組んでいきたい」と収穫を口にした。