10日から3日間連続で行われたロッテの紅白戦で「1番遊撃」として全試合フル出場し、3戦連続で安打、打点、得点をマークしたドラフト2位藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)が13日、プロ入り後初めての両親へのプレゼントについて明かした。

 藤岡裕は「両親がキャンプを見に来ていたんです。2日前に帰ったんですけど、焼き肉を一緒に食べに行きました。自分が払いました」とうれしそうに話してくれた。社会人時代にも幾度となく両親へプレゼントをしていたというが、プロ入り後は今回の焼き肉店での支払いが初めてだったそうだ。

 その藤岡裕は1、2軍に振り分けられる15日からの第4クールでも1軍でプレーすることが決まった。現在のコンディションについて「とりあえず、疲れてます。バットを振る量が全然違いますし。疲労で試合の中でバットが出づらいのもあります」という。“フルスイングデー”と名付けられたこの日の練習も、午前中はフリー、ロングティー、ティー打撃と、ひたすらバットを振った。

 「練習後はお風呂に長く入ったりして、ほぐしています。ケガがこわいんで。次のクールも1軍? まだまだこれからなんで。しっかりアピールして、開幕スタメンを目指してやっていけたら」と、開幕戦で「1番遊撃」の座をつかみ取るつもりだ。

【ロッテ担当 千葉修宏】