日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)は19日、韓国KIAとの練習試合(金武)は出場しなかった。ベンチ入りしたが、他の選手の出場機会が優先された形だ。

 試合前には名護の室内練習場で打撃練習を行った。城石打撃コーチから短い距離で上から投げてもらったボールを打ち返す「ショートゲーム」と名付けられた打撃練習を3日連続で実施。同コーチは「スイングは日に日に強くなっている。距離もだんだん長くなって、(投げる)スピードも上げている」と説明。フリー打撃再開へ着実に歩を進めた。

 清宮は「いい感じです。かなり順調です。(負傷した右手親指も)痛みもないですし、いい感じです」と、手応えを深めた。この日で沖縄・名護での2次キャンプ第1クールは終了。21日からの次クールでの屋外フリー打撃再開へ「そうなればいいかなと思います」と、前を向いた。