日本ハムの新外国人オズワルド・アルシア外野手(26=ダイヤモンドバックス3A)が明日21日にも来日する。当初は現地時間1~14日まで実施した米アリゾナキャンプに参加予定だったが、日米のビザ再発給やパスポートの再発行手続きが遅れるアクシデントに見舞われていた。母国ベネズエラと米国との行政トラブルも相まって、合流日が未定の状況が続いていたが、ようやくメドが立った模様だ。

 アルシアはツインズ時代の14年にシーズン20本塁打を放った左の長距離砲で、メジャー通算44本塁打を誇る。昨季はマイナーのみの出場にとどまったが、96試合で打率3割2分、24本塁打、87打点をマークした。獲得発表時に栗山監督が「打線の中核を担う可能性が非常に高いと期待しています」とコメントした新助っ人。大谷が抜けたチームでは貴重な左のスラッガーで、ベールを脱ぐ日が近づいてきた。