首都大学リーグの最速１５０キロ右腕の日体大・松本航投手（３年＝明石商）、同１５３キロ右腕の東妻勇輔投手（３年＝智弁和歌山）が２７日、横浜市内の同大グラウンドで行われた東京６大学リーグの明大とのオープン戦に登板した。４球団のスカウトの前で、ともに３回を無安打無失点東妻は１四球のみ、松本はパーフェクト投球だった。

　先発した東妻はスライダーが切れ、２奪三振。２番手で登板した松本は最速１４５キロをマークし、直球、変化球ともにキレ良く、完璧に抑えた。東妻は「真っすぐが良くなくても、抑えられたのは自信になる」とコメント。松本は「ピッチャーはたくさんいますので、チーム内の競争に負けないように」と話した。

　試合は、日体大投手陣が８回１死までノーヒット投球。代打の和田慎吾外野手（２年＝常総学院）に２ランを浴びたが、４－２で勝利した。