巨人沢村拓一投手(29)が12日、川崎市内のジャイアンツ球場での1軍残留練習に参加した。

 ウオーミングアップ、キャッチボールなどを行った後に。ブルペン入りし、39球を投球。練習中のカットボールを数球試し、「まずは試合で使ってから。試合で使いたい」とオープン戦での投球に意欲を見せた。

 16年セーブ王の目標は日々の球数軽減だ。投球の理想について「3人を三振で9球よりも、打たせて3球で終わった方がありがたい」とする。シーズンが始まれば毎日投球する可能性も高く、カットボール習得は「数センチずれれば芯を外せる。打ち損じでゴロになる」と投球数を減らし、疲労軽減にもつながっていくとした。