腰痛で離脱していた日本ハムのドラフト7位、宮台康平投手(22=東大)が12日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で初めて打撃投手を務めた。「気持ちよく投げられた」と、姫野を相手に28球。直球中心で安打性は4本にとどめた。「差し込めている感覚はあった」と、手応えも上々。今後はシート打撃での登板を挟んだ後、23日からのイースタン・リーグDeNA3連戦(鎌ケ谷)での実戦デビューを目指す予定だ。

 腰痛を発症したのは2月の沖縄・国頭キャンプ。第2クールから別メニューで調整した。原因はオーバーワークで、荒木2軍監督は「バランス良くやることが大事」と説く。シーズンが長丁場のプロ野球。宮台は「そういうことが大事だと分かった」と、リハビリ期間に意識改革も完了した。1イニング予定の初実戦をクリアできれば、1軍昇格へのアピール期間がスタートする。【木下大輔】