地元財界が中心になった恒例の「中日ドラゴンズ激励会」が16日、名古屋市のホテルで行われ、財界関係者ら約250人、球団からは森監督や選手ら約50人が参加した。

 白井文吾オーナー(90=中日新聞社会長)が壇上であいさつ。松坂大輔投手(37)の加入効果について「キャンプでも松坂投手が姿を現すと、ファンがぞろぞろついていって、ものすごい人気。私もキャンプでサインを求められたが、勘弁してと断った。もっと強くなれば私のところには来ずに(松坂以外の)選手のところにいくでしょう。今年は違うというところをゲームで見せてほしい」と独特の言い回しで、選手を叱咤(しった)した。

 来賓の河村たかし名古屋市長(69)は「派手にやってちょー派手に。プロなんだからやけくそでやってちょー」とトレードマークの名古屋弁でファンが喜ぶ野球を求めた。