巨人先発の野上亮磨投手(30)が、6回105球6安打2失点でマウンドを降りた。

 1、2回はともに1死走者なしから安打を打たれ、走者を背負ったが、後続を打ち取り無失点。

 3回、先頭のロッテ9番平沢に左越え二塁打、1番荻野に中前打でつながれると、1死を挟み、3番中村に中犠飛を打たれ先制点を許す。4番井上を四球で歩かせ、5番鈴木に右前適時打を打たれ、この回2点を失った。

 4回以降はスライダーの割合を増やし、テンポよく打たせて取る投球で、1安打に抑えた。

 今季オープン戦最長の6回を投げ終え「球数が多かった。3回は先頭を出してしまうと失点の確率も上がってしまうので、そこはしっかりと抑えないといけない。3ボールの場面が多く、カウントを悪くしてしまったので次回はそこを修正して臨みたい」と振り返った。