日本ハムのニック・マルティネス投手が6回2失点と好投も、来日初白星を逃した。

 最速151キロの真っすぐに、チェンジアップを効果的に織り交ぜて4回までは無失点。5回は先頭打者への四球から先制点を許した。6回は先頭の浅村に1号ソロを浴び、その後無死満塁のピンチを背負ったが粘って後続を断った。

 「今日は鶴岡選手のリード、バックで堅実に守ってくれた守備陣に助けられた。しっかり作戦通り相手を攻め、試合を作れたことが一番の収穫でした。6回無死満塁のピンチでは、最少失点で切り抜けるためにゴロを打たせることを意識しました。追加点を与えずアウト3つとれてよかったです」。

 6回を92球、5三振を奪う力投で手応えは深めた。ただ、打線の援護に恵まれなかった。