オリックスが3年ぶりに開幕から2カード連続負け越しとなった。今季初登板のディクソンが3回に自身の悪送球から失点するなど6回7安打4失点。金田、小林と中継ぎ陣も勢いを止めらずロッテ打線に18安打9失点と打ち込まれた。試合後の福良監督も「(ディクソンは)ランナーが出てからちょっとね。後ろ(中継ぎ)の投手が取られすぎ。考えないと」と、弱り顔だった。

 ヒヤリとする場面もあった。6回、先頭で打席に立った4番ロメロが、右手首付近に死球を受けて負傷交代。大阪市内で検査を受けて打撲と診断された。骨には異常はなくロメロも「当然痛みはあるけど、マシにはなっている」と問題なしを強調した。今日6日からは開幕から5戦全勝の西武3連戦(メットライフドーム)。西武に土をつけて波に乗りたい。