DeNAが3連敗を喫し、1年11カ月ぶりに単独最下位となった。1回に先制しながらも、その裏に先発石田が3点を献上。マウンドの傾斜に苦しみ不安定な投球でリズムを生み出せず、劣勢のまま敗れた。ラミレス監督は「いい勢いが、失われた。石田は2回以降立て直したが、1回のダメージを引きずったままいってしまった」。開幕から6試合で、借金は4に増えた。

 今季初の敵地は、CSファイナルで日本シリーズ進出を決めて以来だった。不調の桑原を2試合連続でベンチ要員に。代わってリードオフマンを務める神里が、長打2本を含む3安打&1盗塁の孤軍奮闘。唯一の輝きがルーキーだった。痛恨の最下位転落。ただ、同監督は就任3年連続で、開幕6戦以内に3連敗を喫している。「結果は負けたが打線は、だいぶよくなっている」。例年通りのスロースタートと受け止め、巻き返していく。