ロッテのドラフト2位、藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)が2戦連発となる決勝2号2ランを放った。このままの活躍を続ければ、新人王も見えてくる。
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15日のサヨナラ負けを決めた、ソフトバンク柳田のバックスクリーン弾を見て藤岡裕は思った。「スター性が違うなあ」。遊撃の守備位置から見てもすぐに本塁打と分かった。「一応、追い掛けますけど。打球、すごい音しましたもんね」。
派手なプレースタイルにはもちろん目がいく。でも自身が重んじるのは実直さのほうだ。ここまで64打席に対して打数は49。15日の試合も打撃不振にもがきながら2つの犠打を決め、いずれも得点につながった。「打てない間、自分の中の唯一の救いはバントを失敗してないことだけでした」。
守備もひときわ重視する。「打撃は自分の責任。でも守備は投手の生活もかかっている」。3割で合格点とされる打撃と違い、守りには成功率100%を求める。だからこそ、この日のファンブルには落ち込んだ。目立たないところでも、2番打者の務めをコツコツ果たす。実直なルーキーだ。【ロッテ担当 鎌田良美】
◆藤岡裕大(ふじおか・ゆうだい)1993年(平5)8月8日、岡山県生まれ。岡山理大付から入った亜大で3年秋に首位打者。トヨタ自動車では社会人日本代表に選出。17年ドラフト2位でロッテ入団し、デビュー戦となった開幕戦で3安打。今季年俸は1430万円(推定)。178センチ、77キロ。右投げ左打ち。



