巨人がまたも新人に屈した。DeNA東の前に散発4安打無得点で打つ手なし。1週間前の12日(東京ドーム)に続く2度目の対戦も攻め手を欠き、2つ目の白星を献上した。高橋監督は「初めてじゃない。前回も対戦しているわけですから。点が取れなかったということは考えなくちゃいけない」と攻略に向けた今後の対策を求めた。

 昨季は12戦7勝4敗1分けと相性がいい敵地で、打線が沈黙した。3日以来の連勝を狙ったが、逆に10戦ぶり2度目の0封負け。プロ通算300二塁打に王手をかけている坂本勇は「緩急にうまくやられてしまいズルズルいってしまった」と、相手左腕から1安打も完敗を認めた。1回に3点を先制され、主導権を渡したことも響いた。ここまで17戦中14戦で先制され、先手をとられた試合は3勝11敗。投打ともに立ち上がりの攻防が今後の浮上には欠かせない。