開幕戦で巨人菅野を打ち込んだ阪神クリーンアップが、封じられた。糸井、ロサリオ、6回の守備から退いた福留で計10打数無安打。6回1死一、二塁から糸井が捕邪飛。ロサリオは空振り三振に倒れた。3月30日の開幕戦では3人とも菅野から安打を放ったが、この日は一転快音は響かず。片岡ヘッド兼打撃コーチは「前回よりスピード、キレ、コントロールすべてよかった」と脱帽だった。

 糸井は開幕から続けてきた連続試合出塁が16で止まった。2回の守備では1死一、二塁から小林の右前適時打を後逸する失策も犯した。試合後は視線を落とし、問いかけにも無言。ロサリオも4回無死満塁の守備でゲレーロの不規則な回転のゴロを処理出来なかった(記録は2点適時二塁打)。バットも止まり「野球の一部だと思いますけど、投手が良かった。また明日頑張ります」と懸命に気持ちを切り替えた。