ヤクルトは5連敗となった。1点リードの9回から登板した守護神カラシティーが2試合連続で救援に失敗し、延長10回に秋吉が決勝ソロを浴びた。DeNA筒香に内角スライダーを右翼席に運ばれた秋吉は「もっと外でも良かった。ヒットはOKでホームランはダメな場面。ハマスタでもあのコースを大きなファウルを打たれている」と悔やんだ。小川監督は「ホームランだけは(避ける)というところ。人間だから失投はあるが、考え方をしっかりしないと今後につながらない」と言った。

 打線は開幕から17試合連続で4番だった青木を1番に、同じく1番だった山田哲を初めて3番に据える新打線を組んだ。1回は山田哲が先制適時三塁打を放つなど3回までに5点を奪ったが、後味の悪い逆転負け。借金3で4位タイになった。