斎藤佑樹投手(29)が、1軍再登板へ猛アピールした。

 味方打線が2点先制した直後の2回先頭、ソトに左越えソロを献上。その後も走者を背負いながら粘投した。5回には、連打で無死満塁の大ピンチを迎えると、関根を見逃し三振。続く荒波には押し出し四球を許したが、なお1死満塁で細川を空振り三振、続くソトは三ゴロに仕留め、踏ん張った。

 リードを守り、5回9安打2失点で降板。課題の四球は2つ出し、3者凡退は1度もなかったが、粘りはみせた。

 今季1軍初登板の7日ロッテ戦は、被安打0ながら8四死球と乱れ、4回途中1失点。勝ち負けが付かず、翌8日に出場選手登録が抹消され、2軍で再調整していた。